更生保護とは

更生保護は、犯罪をした人や非行のある少年を社会の中で適切に処遇することにより、その再犯を防ぎ、非行をなくし、これらの人たちが自立し改善更生することを助けることで、社会を保護し、個人と公共の福祉を増進しようとする活動です。社会の中での立ち直りを助けるためには、地域の方々から、更生保護に対する理解と協力を得ることが必要不可欠です。これは犯罪や非行のない誰もが暮らしやすい社会づくりを目指すことにもつながります。地域社会の一人ひとりが手と手を結び、心と心を通わせる更生保護のネットワークは、皆さんの温かいまなざしから始まります。

主な更生保護の内容として次のようなものがあります。

1 保護観察
2 応急の救護等及び更生緊急保護
3 仮釈放・少年院からの仮退院等
4 生活環境の調整
5 犯罪予防活動

保護司とは

保護司は、犯罪をした人や非行のある少年の立ち直りを地域で支えるボランティアです。現在、全国で約5万人弱が活動しています。
保護司は、住居地を管轄する保護観察所(全国約50箇所に分けられる)に配属され、地域の保護司組織(保護司会)に所属し、次の仕事を行います。
保護観察を受けている人と面接を行い指導・助言をすること。
刑務所や少年院に入っている人の帰住先の生活環境を調整すること。
犯罪を予防するために啓発活動を行うこと。

保護司会とは

守山保護区保護司会は、地域の保護司の集まりで、更生保護に関わる仕事を行います。
保護司の資質向上のため、薬物防止の講習や保護観察に関わる様々な研修実施します。
その他、区内大型スーパーでの社会を明るくする運動の啓発活動、社会を明るくする運動作文コンテストへの参加や守山元気まつり、守山福祉まつりに参加し薬物乱用防止活動の実施。
守山保護区保護司サポートセンターの運営にあたっています。